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詩2作

Last updated on 5月 19th, 2025

【無題】
引く波の素足の下の砂の減る 
馬鹿の 阿呆の 黄昏が
仲間よ 親よ 海底の 
暗い緑に潜ったら 
電車の とんびの 道すがら
おなかが空いたとアキラメた

襲う波に後ずさり 
震えてヒリヒリしょっぱかじゃ 
女よ 男よ 意地悪よ 
天気の変わる 海面で
何もなかった振りをした
浜を眺めて 立ち泳ぎ
鼻歌歌う 半魚人

【関東銀杏ブルース】
銀杏香る季節となりました。皆様元気にお過ごしでしょうか。
2013年10月現在、関東の子ども百人中、セシウム-137の不検出が8人、0~3ベクレル/㎏が13人、5~7ベクレル/㎏が25人、7~9ベクレル/㎏が16人、9~15ベクレル/㎏が23人。これらが今関東の子ども達から検出されているという訳でございます。そして1960年代、世界中で様々な核実験をしていた頃の日本の成人男性は、全身で平均300~400ベクレルのヒバクをしてた事が分っておりまして、これが5年間続いたそうでございます。この数値は今の関東の人々のヒバク量と同じくらいでございまして、その頃子供だった現在の60歳代の人々が今元気に暮らしてらっしゃるのだから、私共の子供達も大丈夫だろうというのが、大変大雑把ではございますが、我々労働者市民がこんな時代に関東で暮らしている根拠にございます。今夜はそのご報告でお便り致しました。夕方から北風が吹いております。非常に肌寒むうございますからどうか皆様お身体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいまし。私も頑張ります。

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