Last updated on 5月 19th, 2025
MUTE BEATのBASS奏者として有名な方ですが、
僕が始めて体験したのは、silent poetsの作品です。
僕の曲survibeの録音の時、初めて一緒に演奏しました。
それからは、BASSが必要な時は必ず松永さんにお願いしました。
その後、幸運にも、アルバム「んの次」の制作に、通して参加いただけました。
そして、リハ → 録音 → ライブ → リリース → ツアーと、多くの時間、
本当に貴重な体験をさせていただきました。
あの経験は僕の一生の宝物です。
寡黙な印象がありますが、ボソッと喋れば効果絶大で、大変に雄弁で巨大です。
ベースの演奏と同じです。
皆喜んで、松永さんがああ言った、こう言ったと、後で話題になります。
演奏は至福の時間です。
でも「んの次」のリハが始まった頃、
未熟な僕は、最初呼吸が掴めませんでした。
ある日の夕方、ご自宅にお邪魔しました。
好きなレコード聴かせ合ったり、奥さんが作ったおにぎりを食べたりしました。
松永さんが弾くと、一音でグルーブするのです。
ずっとベーシストであり続けた方です。
ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
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